海外から学ぶということ

2015/01/23東京

海外から学ぶということ

こんにちは!
研究開発・治験(東京・横浜地区)担当の田畑です。

この冬は暖冬?などどいう噂も耳にしておりましたが
年末年始から厳しい寒さが続いておりますね。
インフルエンザも猛威をふるっておりますし、みなさまどうぞご自愛ください。

さて
今回のテーマは「海外」。

みなさんは海外へ行くことはお好きですか?

ご登録にお越し頂いた際の面談時、ご自身のこれまでの社会経験についてお伺いするのですが
仕事や旅で海外経験をされた際のお話を聴くことも多く、その中には非常に興味深いお話もあります。

海外青年協力隊としてアフリカへ行かれていた方
音楽の勉強の為にヨーロッパへ行かれていた方
ご主人の仕事の都合で東南アジアへ行かれていた方
etc

みなさん共通しておっしゃるのは
「海外に出て、今まで見えなかった日本のことがよく見えてきた」
ということ

自分自身も、高校生の頃アメリカへホームステイをした際(初めての海外経験でした)にそう感じたのを覚えています。
私が滞在したLA近郊の街は、いろんな人種が仲良く暮らしているコミュニティでした。
肌の色・宗教・民族、関係なく、です。
(もちろん、高校生のホームステイ先なので、ある程度良識のあるファミリーが集まっているコミュニティではあると思いますが)

到着した次の日にホストファミリーが私を歓迎するホームパーティーを開催してくれて、ご近所の方が来てくださいました。
いろんな人種が集まってホームパーティーが開かれることはアメリカではよくあることですが
当時17歳で田舎育ち、ガイジンに慣れていない私は、目を白黒させて、日本では経験出来ない状況(いろんな人種の方たちに囲まれていること)にただただ緊張していました

そのうち友人も出来、日本のことについて話す機会も増えてきました。
ショックだったのは、自分が思っているよりもはるかに「日本」という国が知られていないということ
世界地図を開いて、「日本はどこか分かる?」と尋ねても
中国(圧倒的に多かったです)、インド、はたまたハワイ諸島(あのぅ、アメリカなんですけど・・・)を指差す始末。
街に出てもアジア系はほぼ「中国人」とひとくくりにされ、自分の国を知ってもらえていない状況に、ちょっぴり悲しくなりました・・・

これが私の海外での原体験です。
これを機に、一気に海外への興味が沸いたと同時に、日本のことがよく見えてきた気がします。

その後
社会人になり、定期的に海外へ行くことは自分の人生に欠かせないこととなりました。
一番の楽しみは現地の方と触れあい、そして歴史を知り、その時代に想いを馳せることです。
それからお食事これは絶対に欠かせません笑
あとは職業柄、どうしても現地の「失業率」については気になって訊いてしまいますね。

海外珍道中については、今後少しずつご紹介出来ればと思っています。

近年
世界各地で人種や宗教、民族に関わる事件が多発していますね。
対岸の火事ではなくなってきているのが現実ですが
海外に行き、直接その国や地域の方々と触れ合い、文化や大切にしているものを知ることで
改めて日本のことも見えてくるはず・・・そんな風に考えます

インターネットやSNSで情報はすぐに手に入るようになり、便利にはなりました。
でも
「その場の空気」「その場で顔と顔をつき合わせて話し」「その場で感じること」
に勝るものはないですよね

さてみなさん、今年はどこへ行き、誰と会い、何を感じますか?