紫外線と日焼けについて

2015/05/01東京

紫外線と日焼けについて

こんにちは。
東京人材サービス部 営業の末宗です。

さて、5月に入り、レジャーの季節になりましたが、紫外線も強い季節に突入しましたね。
皆さん、ご存じの方も多いかと思いますが、今日は、紫外線と日焼けについて調べてみましたので、参考にしていただければと思います。


まず、紫外線は、長時間浴びると健康への影響が心配される波長の長い「UV-A」、皮膚や目に有害となる波長の短い「UV-B」、地表に到達しない「UV-C」の3種類があります。

そして、紫外線による日焼けの種類は、肌が赤くなる「サンバーン」、肌の色が黒くなる「サンタン」の2種類があります。

「サンバーン」は「UV-B」により、皮膚に化学物質が生成されることで、血管が拡張してしまう現象だそうです。

「サンタン」は「UV-A」により引き起こされ、色素細胞がメラニン色素を合成し、皮膚の色を褐色に変えていく現象だそうです。

これらの日焼けによる肌へのダメージは、しみやしわをつくる原因となりますし、皮膚の思いがけないトラブルにもつながることもあります。
出来れば、紫外線による影響を少しでも防ぐため、日焼け対策をしっかりとしていきたいですね。

ところで、みなさんは、日焼け止めのSPF、PAという表示の意味をしっかりと理解して使用されていますか?

SPFとは、「UV-B」をカットする量を示すものです。
そして、SPFの基準値では、SPF1毎に約15分~20分くらいの「UV-B」カットの効果があります。
なので、SPF30でしたら、7.5時間~10時間のカット効果がありますし、SPF50でしたら、12時間~16時間くらいのカット効果があります。

PAとは「UV-A」をカットする量を示すものです。
つまり、色素沈着を起こすまでの時間を延ばすことができる基準値です。
「PA+」は、2倍~4倍程度、「PA++」は、4倍~8倍程度、「PA+++」は、8倍以上に時間を延ばすことが出来ます。

SPFもPAも強ければ強いほど、紫外線カット量は高くなりますが、お肌への負担も出てくるので、これらの知識を理解して、今日はどの日焼け止めを使うのが良いのか、その時々で選んでいけると良いですね。