コミュニケーションに適した対人距離

2015/07/10広報

コミュニケーションに適した対人距離

こんにちは。今回は、コミュニケーションに適した対人距離についてのお話をしたいと思います。

皆さま、一度は聞いたことのある「パーソナルスペース」のことです。

アメリカの文化人類学者であるエドワード・ホールは、対人距離を4つの距離帯に分類しています。
  1. 密接距離:相手との距離は、0~45cmで、相手の体温や匂いが分かる距離です。非常に親密な間柄の相手の距離で、手をつなぐなど、肌と肌の触れ合いと匂いによるコミュニケーションが主になります。
  2. ​個体距離:相手との距離は、45~120cmで、自分の独立性を保つために他者との間にとる距離です。自分や相手が、手を伸ばせば、触れることのできる距離で、友人など親しい相手との距離です。
  3. ​社会距離:相手との距離は、120~360cmで、相手に触れることのできない距離です。職場での同僚同士の会話など、公式な場でのコミュニケーションに適している距離です。
  4. ​公衆距離:相手との距離は、360cm以上で、二者間のコミュニケーションは不適切な距離で、演説や講演の距離です。

(※上記4つの分類をさらに細かく各距離で近接相と遠方相に分けています。)

以前、カウンセリングの講座を受講した際、「相手が不快ではない距離を知る」ワークを受講者同士で行いました。
相手が、どんどん自分に近づいてきて、ちょっと不快!と思ったところで、止まってもらいます。
結果、私は相手との距離が40cmになったところで、これ以上は近づかないで・・・と思いました。上記4つの距離帯ですと、(1)の密接距離にあたります。ずいぶん近いですね
相手の結果は、約100cmでしたので、差が60cmもありました
このようにパーソナルスペースには、個人差があります。男女でも男性の方がパーソナルスペースが広いそうです。

職場では、このようなワークは全員と行うわけにはいきませんので、上記(3)の社会距離を意識して、相手とコミュニケーションを図るとこれまで以上にお互い良い関係を築くことができるのではないでしょうか。

また、相手との関係を築いていくうちに、相手の心地よい距離が分かれば、より適したコミュニケーションが図ることができると思いますので、ぜひ意識してみてください