鰻(ウナギ)と鯰(ナマズ)のお話

2015/07/25東京

鰻(ウナギ)と鯰(ナマズ)のお話

ここ数日、梅雨が明けたのか、、とにかく暑いですね。
この連休(7/18-20)はホントにやばかった…東京人材サービス部の西村です。

こう暑いと夏バテ防止にも、、、ウナギのお話し。(今年の土用の丑の日は7月24日)。
ここ数年ウナギは稚魚が激減し、高騰が続いているという事は皆さんもご存じのとおりかと思います。よく言われているのは、いわゆるウナギの稚魚(シラスウナギ)が激減しているという事。
これも、やはり大陸からの爆買いなのか…
国際自然保護連合(ICUN)がニホンウナギを絶滅危惧種に分類したこと影響しているのか…
ウナギの生体もよく解っていないということもあってか、なかなか安定供給は難しいようです。
そもそもその稚魚からの養殖のようですし…

体感的にも、どんどん値段が上がっている感じですね。
3,000円の後半から4,000円でしょうか。うな重でも、しら焼きでも、ひつまぶしでも、、、
このままいくと年間に数回のごちそうになってしまいますね。

そんな状況の中、クロマグロの養殖でお馴染みの近畿大学、、、の研究者が養殖業者と協力し、
ナマズのエサを工夫したら、ウナギそっくりの味になったとのニュース。

何でも、ナマズは淡水魚のエサで育てるので淡白な味になるのが普通だそうですが、
油分を多く含む海水魚のエサに切り替えたところ、脂身がぐっと増えて、ウナギに近いこってり味になったとのことです。
「まるでウナギや!」
と思ったそうです。研究者はきっと関西の人なんでしょう。近大ですし…

ちなみに(ネット情報/○○ナビ)によりますと、
すでに近大ナマズ?を実用化というか、メニューで紹介しているお店もあるようです。(1日限定20食?だとか…)
ナマズ重2,000円をオーダーすると、アンケートお願いできますか?との依頼がるとの事です。

さて、肝心のなまずの味ですが、、、
「言われなければ、ナマズとは分からない」
食感はかなり硬めで、うなぎより普通の魚(鯖、鰆的な、、、)食感が近い気がします。とのこと。
「確かにナマズとは分からないかもしれません、ただ、あきらかにウナギではありません。。。」
ですって。

このままなら、断然ウナギをオーダーですね。