2016/06/24東京
「サービス」について考えてみました
こんにちは首都圏の「研究・治験関連職」を中心に担当しております田畑です。
先日、とある店でスニーカーを購入しました。
その日は帰宅が遅かったため、翌日(大型連休初日でした)箱を空けてみると・・・
なんと両方とも「右足」
こんなことは滅多にない!面白い!!と、思わず写真を撮りました(笑)
すぐに取り替えに行くのがベストではありましたが、自宅から1時間ちょっとかかる場所にある店だったことと、既に予定もあったため、宅急便でのやりとりかGW明けに持っていくしかないかなあ、と思いつつ店に連絡したところ・・・
「大変申し訳ございませんでした。本日、ご自宅までお持ちいたします!」
と・・・
ええっ
き、今日?しかも自宅までわざわざ持ってきてくれる??
いやいや、そこまでは!しかも大型連休中の忙しい最中に!
そんなに急ぐコトでもないし、結構です、いいですと何度もお断りしたのですが、どうしても!とおっしゃる先方に根負けし、結局お越し頂くことに。
管理本部の部長さんと、その店の副店長さんが「左足」(しかも二足お持ちくださり選ばせて頂きました)、そして菓子折り、ショップの割引券まで持参。
ミスを起こした後のフォローの手厚さに感謝しつつ、こちらはオロオロと恐縮するばかりでした・・・
その後、無事両足揃ったスニーカーを眺めながら、「サービスとは何だろう?」と改めて考えてみました。
私たちが関わっている「人材サービス」という事業ももちろん「サービス業」に分類されます。
この業界に身を置いたときに、とある研修で
「サービスとは『えっ、そこまでしてくれるの!』と相手に思わせること」
と教わりました。
当時の自分の心に、強く、重く、響く言葉でした。
世の中にはたくさんの「サービス業」が存在しますが、自分の関わっている「人材サービス」業とはどんなサービスを提供しているのか?
もちろんみなさんもご存知のとおり、求職者の希望に沿う求人案件を紹介し、
求人者の希望に沿う求職者を紹介する、というのが主な業務です。
ただ、最終的に最も重要なのは求職者・求人者の「判断」です。
その「判断」に至るまでの過程において、誠実に、正しい情報を伝え、的確なアドバイスを行い続ける、
これが人材「サービス」で最も大事なことではないかと考えています。
今回の「スニーカー」の件で店側の対応に、私は「そこまで対応してくれるの?」と確かに思いました。
誠実な対応に感謝しました
私自身、
「え、そこまで訊いてくれるの?」「そこまで対応してくれるの?」
と求職者・求人者共に感じてもらえるよう、日々業務に取り組まなければ、と改めて思った出来事でした。
そうはいっても、お叱りを受け反省することも多々あります・・・
まだまだ不勉強で未熟な点もありますが、おひとりおひとりにとって、より良い「判断」をして頂けるよう、これからも誠実に対応させて頂きたいと考えています。
追記
スニーカーの件では、昨今の「ミスを責め立ててこれでもかとダメージを与える」という風潮を警戒して、企業側が対応しているのかな、とも思ったり・・・
サービスする側も同じ人間です。ミスもあります。
少しだけ心にゆとりを持って、これくらいのことは笑って「許せる」寛容な世の中であっても良いのになあとも思いました
「おたがいさま」って良い言葉だと思いませんか?