2016/11/24滋賀
突然の気温差~『寒冷ストレス』に注意しましょう!
みなさん、こんにちは。滋賀支店の廣澤です。先日は、東京都心で54年ぶりに11月に初雪が観測されましたね。こちら関西でも気温が一気に10度近く下がり、いよいよ冬の到来を感じさせられました。
このように急激な気温変化に身体がついていけず、体調を崩す人も増えています。
『寒冷ストレス』とは?
肌寒いと感じると、脳がストレスを感じます。これが「寒冷ストレス」です。
脳がストレスを感じると身体が対抗措置を取り、血管収縮を始めて血管を狭くし、血液が流れる範囲を小さくして血液の温度が下がらないようにします。
血管が縮むと血圧が上昇して、脳卒中や心筋梗塞などにかかりやすくなる事もあるそうです。
急激な気温変化に順応するにかかる期間は?
急激な気温変化に身体が順応できるまでには、2週間程かかる と言われています。
急な気温低下は、脳卒中や心筋梗塞などの危険性が高まりますので、とくに注意が必要です。
『寒冷ストレス』の予防
寒冷ストレスのリスクを回避するには、以下の方法が効果的です。
室外の気温を確認し、温度に適した服装をする。
体の表面に近いところで血液が流れている首を冷やさない。
流れる血液の量が多い手のひら・足の裏を温める。
気温に適した服装の目安は?
季節が変わるこの季節、いったいどんな服をきればいいのか悩みますよね。個人差はありますが、気温に適した服装の目安は 以下のとおりです。
天気予報の最高気温・最低気温のチェックとともにぜひ参考にしてください!
20~25℃ 長袖シャツ
15~20℃ 薄手の上着
10~15℃ コート
10℃以下 厚手のコート+マフラー
年末年始に向けこれから何かとせわしなくなる季節。
気温に合わせて服装を調整しながら、この季節を乗り切りましょう!