2017/02/24名古屋
私が初めて甘酒を飲んだのは、小学生の頃。
初詣で出向いた神社の参道で甘酒を振舞っていたり、売られているのを飲むのが楽しみでした。
その為か、私の中で甘酒というのは、冬場の温かい飲み物というイメージでしたが、
実は古くは江戸時代から病中、夏バテなどの特効薬としても重宝されていたそうで、甘酒の季語は夏なんだそうです。
甘酒には酒粕から作るものと米麹から作るものの２種類があります。
酒粕から作ったものは、
・砂糖が入っているので、しっかりした甘味がある
・アルコールが含まれる
・お酒の香りがある
米麹から作ったものは、
・砂糖不使用のものが多く独特な甘みがある
・アルコールを含まない
・お酒独特の香りは少ない
という違いがあります。
また、米麹の甘酒は米の粒が残っているものが多く、この粒が苦手と言う方もいらっしゃるようです。
私はアルコールが体に合わず、お酒は一切飲まないのですが、米麹の甘酒は大丈夫ですし、
粒の触感も嫌では無いので、砂糖不使用の米麹から作られているものを愛飲しています。
夏に旅先で訪れた酒蔵で試飲させて頂いた、冷たい甘酒が想像以上に美味しかったため、
今でもその酒蔵からお取り寄せをしています。
最近では、甘酒は「飲む点滴」「飲む美容液」などど言われ、注目している方も増えてきているようです。
米麹の甘酒には体に必要な栄養素が豊富に含まれており、様々な効能があると言われています。
①美肌…肌の調子を整え、乾燥を防いでくれる（美白効果も？！）
②栄養補給…ブドウ糖・ビタミンＢ群、必須アミノ酸、酵素などが含まれている
③疲労回復…ブドウ糖・ビタミンＢ群は疲れをたまりにくくする
④便秘解消…豊富なオリゴ糖や食物繊維が体内環境を整えてくれる
⑤ダイエットサポート…ブドウ糖により満腹感を得られるので食べ過ぎ防止になる
⑥髪・頭皮を健やかに保つ…ビオチンが頭皮や髪の状態を整える働きをする
私は専ら疲労回復の為に飲む場合が多いですが（実践・実感済みです）、
上記の効果を期待したい方も是非一度お試しになってはいかがでしょうか？
独特な甘みが苦手な方は、牛乳や豆乳で割って飲むと、かなり飲みやすくなるのでオススメです。
