ウイルス性腸炎について

2018/01/12愛媛

ウイルス性腸炎について

1月に入り寒さや乾燥が厳しく冬本番という日が続いていますね。
皆さんは風邪やインフルエンザ、腸炎にかからず元気にお過ごしでしょうか?
私事ですが先日、ウイルス性胃腸炎にかかってしましました。(T_T)
腸炎って良く耳にすると思いますがどんなものか皆さんはご存知でしょうか?
今日はウイルス性胃腸炎についてお伝えします。

ウイルス性胃腸炎とは一般的には嘔吐下痢症などと言われ、
どちらかというと冬場に多い感染症です。
一方、細菌性腸炎は食中毒などといわれ、夏場に多い傾向があります。

ウイルス性胃腸炎で良く知られているウイルスにはノロウイルスやロタウイルスなどがあり、
何れのウイルスも口から入ったウイルスが十二指腸から小腸の粘膜上皮に感染することで発病します。
症状としては、嘔吐や腹痛、下痢、発熱を起こします。
ウイルスの種類や個人差にもよりますが、下痢にはならず、張り感や膨満感、腹痛のみの症状の人もいます。「下痢がないからといって腸炎でない」とは言えないようです。

一般には罹患した人の便や吐物にウイルスが含まれおり、それにより感染する場合があります。
また感染力の強いウイルスには、そのウイルスに汚染された場所に触れただけでも感染することがあります。
この感染には個人の免疫力が影響するので、普段から疲れをためない生活習慣を心掛けておくことが重要だそうです。
さてここで最も効果的な予防対策は、やはり手洗いだそうです。
トイレの後や、食事の前後、調理をする方はその前後など・・これは食中毒の予防にも共通しているとのこと。
また、普段からタオルを共有しないことも重要です。
家族といえども、下痢症状の出ている人がいたら、入浴時もまずシャワーでよく体を洗ってから
入浴する、バスタオルを共有しないなどの工夫が必要です。
お子さんなどで、ブロックなどのおもちゃを使うような時は、一日一回はアルコールスプレーなどで除菌する、洗えるものは洗うなどの工夫が重要みたいです。

少しは参考になりましたでしょうか?
腸炎になると本当に辛いので、かからないよう皆さん体調管理、予防をしっかりしましょう!!