ご存知ですか?夏バテならぬ『秋バテ』

2018/08/30滋賀

ご存知ですか?夏バテならぬ『秋バテ』

みなさん、こんにちは。滋賀支店の廣澤です。

早いものでもう9月。暦の上では秋になりますが、日中はまだまだ残暑が厳しいですね
今回は、夏バテならぬ『秋バテ』についてお伝えしたいと思います。

「夏バテ」は夏の暑さで体力や食欲が低下し、疲れやだるさなどの不調が現れる暑気あたりのこと。
通常は涼しくなってくると解消しますが、夏の生活習慣による冷えが原因で自律神経のバランスが乱れ、秋口になって症状が出てくるのが「秋バテ」です。
夏バテが8月の暑さ真っ盛りの時期に起きるのに対し、「秋バテ」は涼しくなる9月以降に起きてきます。

秋バテの原因は大きく分けて2つ。
①暑さや節電対策のため、冷たいものを摂りすぎて胃腸の機能が低下した「内臓冷えタイプ」。
②冷房の効いた室内で長時間過ごしたための冷えや外気温との温度差のため、疲れやだるさがおこる「冷房冷えタイプ」です。
どちらにしても、身体を冷やし過ぎてしまったことで全身の血のめぐりが悪くなり、引き起こされます

『秋バテ』の解消法
①入浴
38~40度のぬるめの温度で10~30分かけてゆっくり入ります。
副交感神経が優位に立ちリラックス効果があり、気持ちいい睡眠導入にもなります。
②適度な運動
冷房の効いた部屋で過ごしたり気候が涼しくなってくることで汗をかきにくくなります。
ウォーキングや家事の最中の爪先立ちなどで血行を良くし体内に疲労物質をためないようにしましょう。
③食事
一日三食、規則正しく、バランス良くを意識した食事を心掛け、ゆっくり良く噛んで食べることが大切です。
また冷たいものはなるべく控え、温かいものを食べたり飲んだりして暑さで消耗した体力を取り戻し、弱った胃の働きを整えましょう。
④冷房
設定温度を1~2度高めたり使用時間を工夫して体を冷やしすぎないように注意しましょう。
羽織りものなどを用意しておくことも大切です。
⑤睡眠
睡眠は全ての活力の源です。
質の良い睡眠をまとまった時間取るために22時~2時のゴールデンタイムに睡眠を取る、寝る前はスマホ・PC作業を控える、6~7時間は睡眠時間を確保するなどに気をつけましょう。

まだまだ暑いと感じていても、季節は少しずつ秋へと変わりはじめています。
早めの秋バテ対策で、夏の疲れを追い出しましょう