2019/06/20東京
「防災」について考える
みなさん、こんにちは。東京人材サービス部の堤です。
私が住む関東地方では6月初旬に梅雨入りし、ついに高温多湿な季節に突入しました。
洗濯物がなかなか乾かず、食品も傷みやすい季節ですので色々気を付けなければなりません・・・。
また、長雨や集中豪雨、台風直撃などでの災害が多く発生する季節にもなりました。
昨年は中国・四国地方で、一昨年は九州北部で豪雨災害が起き、多くの死者・行方不明者を出したことは記憶に新しいかと思います。
そんな中、先日のニュースで江戸川区の水害ハザードマップの内容が話題になりました。
表紙に書いてある言葉が、
【ここにいてはダメです】
なかなか衝撃的なワードです。
江戸川区は川に囲まれており、その川に山間部で降った大雨が多く流れ込んでくるそうです。
また、荒川や江戸川、東京湾に囲まれており、河口も近く区の陸域の約7割がゼロメートル地帯となっています。
このような環境から、今までに経験したことのない巨大台風や大雨が発生すると江戸川区のほとんどが水没し危険なため、区外のより安全な地域への避難経路を確認しましょうという内容でした。
これを見て、自分の住んでいる地域のハザードマップを調べてみました。
幸い浸水や土砂災害の警戒地域から外れていましたが、私の親族は江戸川区に住んでいるためまさに対象で、連絡手段や避難経路の確認は必要だと思いましたが、では他に何が必要でしょうか?
・働いているエリアのハザードマップなどうなのか?
・実際に災害が起きた際の行動マニュアルはどうなっているのか?
・避難先は把握しているのか?
・勤務地→自宅までの経路はどうなっているのか?
・備蓄はあるのか?
などなど、思いつくものを上げていったらキリがないですし、まだまだいくらでもありそうです。
・・・という記事を6月19日(水)に書いているのですが、前日18日に、山形県沖を震源とする最大震度6強の地震が発生しました。
揺れの強かった山形県や新潟県には親族や知人が多く住んでいるため、すぐに確認をしましたが、住んでいる地域では大きな被害はなかったようでした。
このようなニュースがある度に、自分のところはどうなのか・備えはしてあるのかと思うのですが、改めて日頃の備えの大切さや情報収集の手段の確保は必要不可欠であると再認識させられました。
災害は忘れたころにやってきます。毎年のように日本全国のどこかで記録的な豪雨があり、災害が起きています。
お住まいの地域はもちろん、皆さんが働いている地域のハザードマップも確認して、安全に暮らすために常日頃からモノと気持ちの備えをしておきたいですね。