ボランティア その2

2020/02/20名古屋

ボランティア その2

昨年10月のTECO通信(名古屋)で、ボランティアについて触れましたが、今回はボランティアその2という事で、現在、取り掛かっている編み物ボランティアについて、書かせて頂こうと思います。


世界のこどもたちへ編み物作品を贈るプロジェクトは2020年度の概要が秋頃にならないとわからないため、今は新しく見つけた活動「抗がん剤治療による脱毛に悩む患者さんにお贈りする帽子」を製作しています。

2019年10月より名古屋市に支部が発足した団体の活動ですが、地元の医療機関へのニット帽子の寄付が既に始まっているとの事で、私も参加協力しようと思い、約半月ほどで帽子を4つ完成させました。


編み物をされたことがある方ならおわかり頂けると思いますが、セーターなどを製作すると余り糸が出てしまう事がよくあります。
中途半端に残った糸はニット小物を作ることになるのですが、帽子も糸量はそんなにかからないため、余り糸の活用にはとても助かります。
余り糸の活用ができる上に喜んで頂けるなんて最高!と、若干、自己満足なところもあるかもしれませんが…

帽子を受け取られた患者さんからは、

●帽子をありがとうございました。10月まで普通の生活をしていました。乳がんとわかり生活が一変しました。いろいろと人の優しさに救われます。化学療法、つらいですががんばります。仕事も続けます。ありがとうございます。

●かっこいい帽子をいただきました。突然の病気、手術、入院と続いてまさかの抗がん剤。気持ちも追いつかないまま高額の出費がかさみ、悩んでいました。本当にありがとうございます。大事に使わせていただきます。

●このような薄い生地の帽子を探していましたが、売っている店が見つかりませんでした。本当に助かります。

というようなメッセージを頂いているそうで、これからも一つ一つ丁寧に編んで寄付をしよう!と思いました。


この団体では「家に眠っている毛糸の寄付」も受付ているそうです。
もし、眠っている毛糸があるから寄付しよう!と思われた方は「手作りケア帽子 毛糸の寄付」でネット検索をしていただくと、情報が入手できると思います。

編み物ボランティア、これからも楽しみながら続けていきます!