2020/07/22滋賀
滋賀人材サービス部の廣澤です。
いよいよ梅雨明け間近、湿度が高く、過ごしにくい天候が続いていますが、皆さまの体調にはお変わりはありませんか。
夏におこる体の不調といえば、『夏バテ』。今回は夏バテ予防に効果的な食べ物をご紹介します
『夏バテ』とは、「体がだるい」「食欲がない」「疲れやすい」「寝不足」などといった夏の暑さによる体調不良の総称です
私たちの体は、自律神経の働きによって、暑さを感じると汗をかいて熱を放散し、体温を一定に保っています。
しかし、真夏の室内外の温度差を繰り返し感じることによって、自律神経の働きが乱れてしまいます。
自律神経の不調は、体内のさまざまな機能に影響を及ぼすため、胃腸の疲れや食欲不振、倦怠感など、いわゆる『夏バテ』の症状が出てくるのです。
自律神経の乱れによって胃腸の働きが弱まることに加え、夏はアイスクリームやジュースなどの冷たいものを取る機会が増えてしまい、食欲不振や消化不良などを起こします。
その結果、タンパク質やビタミンなどの体に必要な栄養素が不足し、だるさや疲労感を感じるようになります。
また、発汗により、ナトリウム、カリウム、カルシウムなどの体に必要なミネラルが体の外に排泄されることもだるさや疲労感に拍車をかけてしまうのです。
【夏バテ解消の食事のポイント】
夏バテを解消するには、量より質に重点を置き、ビタミン類を多く含む食品をメインにした、栄養バランスの良い食事を意識しましょう
夏バテのときに摂りたい5つの栄養素
タンパク質:筋肉の成長を助け基礎代謝を上げる
→豚肉・カツオ・枝豆など
ビタミンB群:疲労回復やエネルギーの代謝を助ける
→まぐろ・うなぎ・豚肉・卵など
アリシン:ビタミンB群の吸収を助ける
→ニンニク・ネギ・ニラなど
クエン酸:疲労物質を体外へ排出する
→酢・梅干し・レモンなど
ムチン:消化を促進し、胃粘膜を保護する
→納豆・オクラ・長いもなど
夏バテ解消には、食事・運動・睡眠のバランスを整えることが大切です
栄養バランスの取れた食事、無理のない適度な運動、十分な睡眠によって自律神経のバランスを整え、元気に充実した夏を過ごしましょう