コロナ禍での防災を考える

2021/09/16東京

コロナ禍での防災を考える

みなさん。こんにちは。
東京人材サービス部の堤です。

東京2020オリンピック・パラリンピックが9月5日に閉幕しましたが、皆さんご覧になっていましたでしょうか?
東京本社がある日本橋では、開幕に合わせて飾りつけやモニュメントの設置などがあったため雰囲気を感じる
事はできましたが、緊急事態宣言下での無観客実施という事もあり、街の様子は特段変わらず普段通り、と
いったところで、地元開催ながら少々寂しさも感じました。

ただ、日本は過去最高のメダル数を獲得するなど、選手の活躍や躍動が画面から伝わってきて、かじりついて
観ていましたが、コロナ禍でなければ、有観客だったらどれだけ盛り上がっただろうか、と考えてしまいました。


さて、2年前の2019年9月9日に私が住む千葉県に台風15号が上陸し、房総半島を中心に甚大な被害を出しました。
(「令和元年房総半島台風」と呼ぶようです)
ゴルフ練習場の防球ネットが倒れ住宅を押しつぶした映像は、記憶に新しいかと思います。

この様な台風がやってきた、または記録的な大雨で避難が必要になった場合、近くの避難所の行くというのが
選択肢の一つですが、このコロナ禍でも避難する人が集中する事で「密」ができてしまうのは避けられません。
命を守るために避難は必要ですが、そのために何を気をつければよいでしょうか。
内閣府・消防庁作成のリーフレットよりご紹介します。

1.避難とは「難」を「避ける」こと。安全な場所にいる人は避難をする必要はない。
2.避難場所は小学校や公民館だけでなく、家族・知人宅に避難する事まで想定する。
3.避難の際はマスク・体温計・消毒液を携行する。
4.市町村が指定する避難所・避難場所が変更・増設可能性があるため、市町村のホームページでチェックする。
5.豪雨時の屋外の移動は車も含め危険。やむを得ず車中泊をする場合は、周囲の状況を十分確認する。


また、避難所では、密を避けたり飛沫感染を避けるために、
1.出来るだけ換気を心がける。
2.他人と2メートルほど距離をとる(例:段ボールで間仕切りをする、など)。
3.密接した状態での会話は避ける(例:背を向けて座る、など)。

という事が対策として挙げられます。


ここ数年、全国的に豪雨災害が発生しており、いつどこで災害が起きてもおかしくない状況になっています。
各自治体のホームページからハザードマップを確認する事ができますので、もしもの時に備えて確認いただく
ことをお勧めします。