朝ドラで感じたこと

2021/10/28東京

朝ドラで感じたこと

今日は、私が久しぶりにハマった某公共放送 朝の連続テレビ小説
「おかえり〇ネ」
について感じたことを書いていきます。
ご覧になっている方もいない方も、少しだけお付き合いください

これまでの朝ドラのヒロインといえば「清く正しく美しく」「明るく元気、天真爛漫」といったイメージがあったように思います。
それはそうですよね。「朝」ですもの。明るいヒロインに元気付けられたい!

ですが。

「おかえり〇ネ」の主人公はこれまでのヒロイン像とは違いました。

東日本大震災後、がこのドラマの設定なのですが。主人公は震災の時の自分を責め続けて、後悔し続けて大人になりました。
何かあるたびに「自分を許せていない」ことに苦しむ。そしてその思いを誰にも言えなくて苦しんでいる。まさにそれが主人公の原点なのです。

あるきっかけで、その「思い」をようやく誰かに話せるようになります。
そこからだんだんと自分を許せるようになり、人生が変化していく・・・のですが
そううまくはいきません。
一歩進んだと思ったら二歩下がる、思い通りにはいかないことも多々起こります。

人はぞれぞれ何かしら「痛み」を持ちながら生きています。
それは他人からは見えにくく、だからといってなくすことも出来ない。
このドラマはいろんな場面で、その「痛み」とどのように付き合っていくのかを教えてくれている気がしました。

コロナ禍の今、これまで感じたことのない「痛み」を感じている方もたくさんいらしゃると思います。
私自身もそうです。
人材サービスという仕事は、日々ウレシイこともありますが、痛みを感じることも同じくらいあります。
まずは「痛みを持つおなじ一人の人間」として、求職中の方・現職中の方・求人企業担当者の方、と良好なコミュニケーションを取っていきたいと改めて思いました。

お仕事の話を通じて、少しでも痛みが和らぐように。
そして多くの方に「満足」頂けるお仕事を提供できるように。
働く先の方々に喜んで頂けるように。

コロナ禍の今、決して楽な道のりではありませんが、この思いを忘れずに伴走させて頂ければと思います (T)