「〇活」何かしてますか?

2022/02/17名古屋

「〇活」何かしてますか?

最近はそのための活動の事をよく「〇活」と言いますが、皆さんは何か「〇活」されていますでしょうか?

就活、婚活、終活、菌活、朝活、温活、眠活、ソロ活、ラン活、etc…

色々ありますが、今回は私が気になっている「腸活」について調べてみました。


まず、腸活とは「腸内環境を整えて腸が持つ本来の力を取り戻すこと」
元々は便秘や下痢などの悩みを持つ人や、美容に関心のある方達が注目し始めた腸活ですが、
最近では、元気に健康に毎日を過ごすために大切であると認識されるようになっているそうです。

「腸内環境」を決めているのは、腸内に存在する細菌たちで、
理想的な腸内細菌の比率は、善玉菌・日和見菌(ひよりみきん)・悪玉菌のバランスが「2:7:1」とのこと。
食生活の乱れなどで腸内の悪玉菌が優勢になると、腸内環境が悪くなり、有害物質が増え、便秘や下痢の原因に。
腸内環境を整えるためには、日和見菌(ひよりみきん)を味方にし、善玉菌を優勢にしておくことが大切なのだそう。
また腸には、病原菌から身体を守る免疫細胞の約70%が存在するだけでなく、免疫力を高める機能もあるようです。


腸内環境を整えるのに食べると良い食材は発酵食品、食物繊維、オリゴ糖の3つです。

◎発酵食品
納豆、キムチ、味噌、ヨーグルトなど
これらの食品には、乳酸菌やビフィズス菌、酵母菌、麹菌などの善玉菌が多く含まれます。

◎食物繊維
・水溶性食物繊維
昆布、わかめ、こんにゃく、果物、大麦など
大腸内で発酵・分解されるとビフィズス菌などが増え、整腸効果を実現してくれます。
・不溶性食物繊維
穀類、野菜、豆類、キノコ類、果実、海藻、甲殻類など
これらも発酵・分解されると、ビフィズス菌などの善玉菌が増えて、腸内環境が改善されます。

◎オリゴ糖
大豆、ゴボウ、アスパラガス、玉ねぎ、にんにく、バナナなど
オリゴ糖は善玉菌のエサになり、善玉菌に効果的に働きかけることができます。


私の最近のお気に入りは、納豆にキムチを混ぜるだけの納豆キムチ。
腸活を意識する前から個別には食べていましたが、腸活には最適と知り、一緒に定期的に食べるようになりました。
(匂いなど、苦手な方も多いかもしれませんね…)
それから時間が無い朝も、お味噌汁だけは飲むようにしています。
野菜やなめこ、わかめなど、具材を多めに入れた具沢山のお味噌汁を作るようにしています。
officeでのランチの時は味噌玉(お味噌に顆粒の天然出汁と乾燥野菜を混ぜ、お団子状にして冷凍保存)を持っていくのも良いと思います。
甘いものが欲しい時はヨーグルトにバナナの輪切りやはちみつを入れて食べるのもおすすめです。

食事以外での腸活としては腸を内側から温めるのも有効的だそうです。
腸が冷えるとぜんどう運動が抑制されてしまうので、温かいものを食べたり、入浴は湯船にしっかりつかって腸を温めると良いようです。


腸の環境を整えることで防げる可能性のある病気としては、うつ病、アレルギー、認知症、感染症、がん等。
腸内の免疫細胞を活発にすることで、便通の改善(便秘や下痢の解消)、肌トラブルの防止、免疫力アップにも繋がります。

腸活による免疫力アップで、感染症にかかりにくくなるのはもちろん、感染した場合でも重症化しにくい身体になるそうで、コロナ禍の今にはピッタリの「腸活」皆さんもtryしてみてはいかがでしょうか。